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時に母は記憶の大海原をゆらゆらと回遊しているようだ。
この日も会話の途中でいきなり「お父さんがね、そう言うから。」とぽつり言う。

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え?お父さん?(´・ω・)
いったいどこのお父さん??
しかも現在系?


話を聞いているとどうやら母の父親、とうに亡くなった祖父のことだった。
母がわたしの前で祖父のことを「お父さん」と呼ぶのは初めてだ。
そう言えば20年ちょい前に亡くなった父(母の夫)のことは最近口にしない。
仏壇には毎日ちゃんと手を合わせて、お墓参りにも行ってるんだけどね。

うちの娘たちも小学生になったり、大学生になったり。
わが家の長女は元気かと聞くので
「今は東京で働いているから1人で暮らしてるんだよ。」と言うと、
「そうかい東京で1人暮らしかい、そりゃあ大変だねぇ。」と毎回驚いた顔をする。



そしてまた冷蔵庫に期限切れのものがあふれている。
まだ1週間しかたってないのにね。。。(´・ω・)

新しそうなかぼちゃが2切も入ってるし、萎びたしょうがも。
ウインナー、ハム、金時豆のパック。
一掃したはずがどこかに隠れてたのかもしれない。
とりあえず目の前で捨てると母が気にするので袋に詰め込んで持ち帰った。



と言う訳で、我が家の夕食は冷蔵庫からレスキュメニュー。
かぼちゃの煮たのに、ウインナーといんげん炒め、金時豆。
あれこれ品数を並べたらB型夫と次女が「今日は豪華じゃん(゚∀゚)」だって。
まだ大きなハムの塊も待機してるよっ!
(1人なのになんでこんな大きなの買うんだろうね?)

母の記憶がゆるやかに崩れてつつあるのは3年ほど前からヒシヒシと感じている。
けれどもとりあえず今は平和な毎日。
少しでも長くこんな日々のまま続けばいいと願う。


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